
気が付けばすっかり写真にハマってしまいました。
余りにも綺麗な景色に
カメラを手にしているうち、翌朝の天気も気にするようになり
なかなか毎朝とはいかないものの、
機会を見てはいそいそと出かけています。
そんなある朝の写活はいつもの屈斜路湖、和琴半島でした。

着いた頃はまだ朝陽の昇る前
この時間の風景がやっぱり堪りません。
マジックアワーの色と薄明りが
風景を美しく彩ります。
風はなく水面は鏡のようで
空にはまだ月が見えていました。

遠くの対岸とその向こうの山々の姿を望遠で。
この画がどうしてもレンズを向けさせます。
因みにこの対岸の所は釣りの良いポイントで
いつも釣り人が来ているようです。

朝陽が昇ってきました。
一気にコントラストが高まり、露出を下げると
山のシルエットと空の色が際立ちます。
日の出を境に天気が変わることが多く
夜明けの頃は凪だった所に風が吹き始めたりして
その変化が色々魅せてくれます。

この朝は太陽が昇るとすっこしづつ雲が広がってきました。
快晴の空も綺麗ですがこうして雲が広がると
そのテクスチャも風景の一つの要素になります。
幸い風は無かったので湖面に映る様子が綺麗でした。
ただこの雲がこの後どんどん広がってきます。

対岸の山はすっかり雲に隠れてしまいましたが
これが中々良くて。
湖面に届きそうなくらい低く立ち込めるグレーが
ひとつのドラマチックな世界を描いてくれます。
この日は夜明けの頃に着いて、
朝陽が昇ってからもしばらく居られたので
こういった風景の変化を楽しませてくれました。
道東は日の出が早いので
夜明けに間に合おうとすると早起きが辛いですが
その分、太陽と共に移り変わる光と色を
ゆっくり堪能できるとも言えます。
車で10分ほどの
小さな小さな旅ですが
良い時間を過ごすことが出来ました。
カメラと一緒に出掛けると
尚更に充たされて
写真が旅の喜びを高めてくれます。
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